令和4年度大分県老人福祉施設協議会「最新の認知症ケア研修会」 (「第13回全国先端ケア研究会オンライン」)の開催について

2日間を通して、パーソンセンタードケアと最新の知識に基づいた科学的ケアをベースとする「トータルケア」を全国高齢者ケア研究委員会研究委員長の泉田照雄が講義いたします。

今から約25年前は日本版パーソンセンタードケア「よりそうケア」しか手持ちの技術がありませんでした。
その後、『かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン』(2015年)、『認知症疾患診療ガイドライン2017』『慢性便秘症診療ガイドライン2017』『パーキンソン病診療ガイドライン2018』が発刊され、老年医学も大きく進歩し、認知症高齢者のケアも変革を遂げました。
「トータルケア」は日本版パーソンセンタードケア「よりそうケア」とこれらの最新の知識に基づいた科学的ケアのハイブリッドです。「トータルケア」の認知症ケア、食事ケア、排泄ケアを事例の解説も含めて、じっくりお話いただける予定です。

これだけ認知症ケアに特化し、専門知識・技術をつめこんだ研究会を開催するのは年に一度きりです。
みなさまのご参加をお待ちしています。

日  時
令和4年4月23日(土)10:00~16:30 ※12時〜13時昼食休憩 講義中は適宜休憩をとります
令和4年4月24日(日)10:00~16:30 ※12時〜13時昼食休憩 講義中は適宜休憩をとります

開催方法
WEB形式

参加対象
県老施協会員の施設・事業所の職員 等

内  容
◆パーソンセンタードケアと最新の科学的ケアをベースとする「トータルケア」

【1日目】
・パ-ソンセンタードケアと最新の科学的ケアをベースとする「トータルケア」の基本
・多職種協働で行う「トータルケア」のスキームと役割分担
・レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症を中心に認知症のタイプごとのケア、医療連携のポイント
・認知症カンファレンスシートV37の使い方
・多職種参加のカンファレンスの行い方
・前頭側頭型認知症代替行動リストV4の使い方

【2日目】
・認知症に似た症状を呈するパーキンソン症候群、パーキンソン病の観察と医療連携のポイントBPSDの要因の分析の仕方
・BPSDの身体的要因45項目
・収集癖、唾吐き、異食、食事拒否や吐き出し、ためこみ、声出しなど、代表的なBPSDの改善の仕方
・認知症薬の特徴と医療連携のポイント
・認知症ケアにおける抗精神病薬、抗不安薬、睡眠薬の注意点と医療連携のポイント
・新しい下剤の特徴と排泄ケア、医療連携のポイント

講  師
特定非営利活動法人 全国高齢者ケア研究会 研究委員長  泉田 照雄 氏

参 加 費
1名 13,000円(テキスト代含む)

申込方法
(1)下記「参加申込入力フォーム」URLまたはQRコードより必要事項をご入力のうえ、令和4年4月18日(月)までにお申し込みください。

「 参加申込入力フォーム 」https://forms.gle/4rEkgJy36CBXKPiu7

 

[問い合わせ先]
大分県老人福祉施設協議会事務局
大分県社会福祉協議会 施設団体支援部(担当:内田)
TEL:097-558-0319/FAX:097-558-6001